
これまで車に関するありとあらゆることはディーラーにおまかせでしたが、生まれて初めて「ユーザー車検」なるものを体験してきました。
直前までちゃんと通るかドキドキでしたが、なんのことはない、検査は無事に通り、その日のうちに新しい車検証が交付されました。
車検場に車を持ち込み、自分で車検を受けてきた体験について、全体の感想と具体的な手続きの流れの2回に分けてご紹介します。
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ユーザー車検受けられる人
自分で車検を受けに行って思ったのは、運転免許証が発行されていて、実際に車が運転できる人であればおそらく誰でもユーザー車検は受けられるのであろうということでした。
今までディーラーに払っていたお金は「安心」と「時間」だったのかもしれません。最初にお話したとおり、これまで車に関する一切のことは地元のディーラーにおまかせしてきました。
しかしそれも地元を離れるまで。数年前に関東に移ってきてからは車検も点検もお店を転々とするようになりました。
そしてやってきた車検の時期!ちょうどタイヤ交換(買い替え)もしなければならない時期と重なっていました。
ただでさえ車検と自動車保険で出費がかさむというのに、それに新品タイヤ4本が追加されるということです。ぼーっとしてたら軽く30万円に届きそうな勢い。
いくら大切な車でもそれは厳しい!!
そんなときに身近な人の話でユーザー車検について知ったのでした。
安く済んで一安心
実際に陸運局でかかった費用は、
重量税印紙代 32,800円
印紙代 1,800円
自賠責保険 20,010円
え、これだけでいいの?って感じでした。車検ってなんだかんだで軽く10万円は超えるもんだと思っていました。単に私が知らなさ過ぎただけかもしれません。
陸運局に行く前に民間の予備検査場というところで、車検用のチェックを一通りしてもらいました。検査項目によりますが大体数千円が相場のようです。
それを加えてもこれまでで一番安く済みました。
車検って、お金はかかるし場合によって代車まで用意してもらったり、もっと一大イベントのように思っていました。
ですので今回も面倒くささひとしおだったのですが、ふたを開けてみればそこまで構えるものでもなかった、というのが正直な感想です。
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口コミ?外国人は車検も自分で?
現地で意外だったのが陸運事務所の一角が外国人ばかりだったことです!
むしろ日本人は私ともうお一方、あとは基地の人やアフリカ出身のご夫婦、夫以外のブラジル人など「なんでこんな集まってるの?」と不思議に思うほどにみな自分で手続きに来ていました。
思えばユーザー車検を教えてくれたうちの1人も、日本で長年生活しているブラジル人の友人でした。
事前にネットで情報を集めて書類もそろえてきた私、一方彼らは「わからなければ聞く」というスタンスのようでした。
実際、必要な書類はすべて現地にそろっているため、何も自宅でプリントアウトして記入してくる必要はなかったのです。
初めてだから、心配だからと私が先に準備していただけ。
車検後に、外国人を多く見かけたことをブラジル人の友人に伝えると、口コミで広まっているのでは?という話でした。
初めてのユーザー車検だったので私はネット上で情報をいろいろ集めてしまったのですが、情報収集はほどほどに、というのが正直な感想です。
理由は簡単、そんなに調べなくても大丈夫だったから。
安くで済んで経験値も一つ上がった気がして、私としては大満足な結果でした。
次回は、車検までに私がとった手順と陸運局での当日の流れについてご紹介します。