
Oi pessoal tudo bem? 皆さんお元気ですか?
ブラジル人の夫と一緒にいると、突っ込まずにはいられない出来事が日々起こります。
今回はその一部を、「耳コピ編」「漢字編」「サバイバル編」「文化の違い編」の4つのカテゴリーに分けてご紹介します。
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耳コピ編-会話が成立するため気が付かれにくい
夫は約20年間日本で生活していますが、専門の日本語教育は受けていません。
日本語はおもに日本人との会話を通して独学で覚えました。
会話中心で日本語を覚えることが多かったため、まれに、誰にも訂正されないまま脳内インプットされている言葉があります。
おそらく、耳コピーで間違ったまま覚えてしまっても、文脈から会話が成立するためこれまで誰にも気が付かれなかったのでしょう。。
『ヤクチン』←ワクチン
ワクチンの話をしていたときに、何か違和感を感じました。会話を中断し、すぐに夫に「いま何て言った?」と問いかけました。
amor:「ヤクチン。ヤクチンじゃないの?」
相当な自信があったのでしょうか。
ヤクチンて、赤チンじゃあるまいし。
赤チンてだいぶ前から見なくなりましたね。
彼の中では、「ヤク=薬(ヤク)」でつながり、ワクチンの認識だったそうです。
そう言われたらわからなくもないですが。
薬チン・・・。。
『レイゾク』←冷蔵庫

ご覧のとおりです。
文脈からして、レイゾクとは冷蔵庫を指しているものと思われます。
この書置きを見るまで、一緒に生活していて彼が冷蔵庫をレイゾクと呼んでいることに私は全く気が付きませんでした。
レイゾク・・・なんか、怖い響きがします。
おそらく気づかなかったのは私だけではありません。
夫は飲食業の経験もあるため、必然的に「レイゾク」を連発していたと考えられます。
それでずっと通じていたかと思うと、逆に新たな発見です。
『ヨイチエン』←幼稚園
私:「いま何て言った?」
amor:「ヨイチエン。ヨイチエンじゃないの?」
のパターンです。ヨイチがいっぱいいる園に聞こえる。
ヨイチって誰かわからんけど。
『ケンカパイ』←喧嘩っ早い
もうふざけてるのかと思われても仕方ありませんが、ふざけてはいません。
「喧嘩っ早い」より、より喧嘩っ早い感が出ますね。
それかパイの取りあいのケンカみたいな。
確かに、「早い(はやい)」の部分が、接頭語により「早い(ぱやい)」に変換されるのはレアパターンなので、覚えるのが難しいと言われたらそうかもしれません。
漢字編-ある意味新鮮
漢字の「森」が逆三角形

漢字練習をしましたがご覧のとおりです。
うーん、惜しい!?
いや、絶対地名とか人の名前で見たことあるでしょう!!
ちなみに丸付けは私がしました。
「雨」の漢字はおまけで丸にしましたが、上が飛び出ているので少しあやしいですね。
誤爆変換『平面と聴覚』←平面と直角

誤爆変換はよくあります。
今は携帯で予測変換されて表示されますから便利ですよね。
ただしそれも読み仮名を正しく入力していればの話です。
どうやらちっちゃい「つ」の入力が難しいようです。
平面と聴覚って・・・何?
「平面と聴覚を数式で証明せよ」みたいな、試験前のわけのわからない悪夢に出てきそうなワードです。
サバイバル編-頼りになるようなならないような
コーヒーフィルターをお茶パックで代用

コーヒーフィルターはまだあると思っていたら、ある日突然なくなくなります。
毎朝コーヒーを飲みたい私は、意図せずコーヒーやフィルターが切れると大騒ぎしがち。。
先日もフィルターがきれていたため朝のコーヒーをあきらめていると、キッチンから「できたよー」の声がしました。
夫がお茶パックをコーヒーメーカーに広げて代用していました。
むしろコーヒーフィルターよりお茶パックのほうが、コーヒーが薄くなりませんでした。
フィルターを買う必要を感じなくなり、今朝も家にあるお茶パックを使ってコーヒーを入れました。
『無料』は漢字でも読める
店頭やダイレクトメッセージや広告で、下記のような誘い文句がありますよね。
- 今だけ無料!
- 2カ月間無料!
- 入会金無料!キャッシュバック特典
- 無料でご案内!
漢字は苦手なはずなのに「無料」はしっかり読めるので反応します。
あとカタカナも読めるので「キャッシュバック」も反応します。
確かに無料でお得体験できることも多々ありますが、彼は詳細を読もうとしないので本当に心配です。
「きっと条件がいろいろあるんだよ~」と言って私は常に目を光らせています。
妻の五本指ソックスをはく

別に借りるのはいいですけど、サイズ入るんですかって話です。
無地ならともかく、指1本1本に模様があるタイプで本当にいいの?
あるもので代用っていうサバイバル能力が発動すると、もはや平気なんでしょうか。
マトリョーシカ付きの小花模様さえ。
文化の違い編-国際結婚の醍醐味?
公立図書館で本を無料で借りられることに感動
図書館デートをしたときの話です。
夫も洋書を1冊選び、案内されるがまま貸し出しカウンターで手続きをしました。
カウンターから離れてから私の耳元にそっと一言、
「お金払わなくていいの・・・?」
こっちが無料は普通でしょ!
TSUTAYAやゲオの仲間と思っていたんでしょうか。
親の前で「きれい・かわいい・美人」と言う
日本人と違い、ブラジル人は愛情表現がやや盛り気味です。
「きれい、かわいい」は普通で、「世界一美人」なんて言葉も飛び出します。
2人のときにも言われますが、私はだいぶブラジル式に慣れたため「いつもありがとねー」みたいな感じでそのまま会話が続きます。
しかし、私の親の前でそれを言われると両親ともども突っ込みたくなります。
日本人の親からしたら「は?」という感じでしょう。
じつは、この場に居合わせたときの対処法はまだ見つかっていません。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
新たな突っ込みポイントが出現しましたら、ぜひまたお伝えしたいと思います。