
9年間、市役所で公務員として勤務していました。
これまでは、元公務員として仕事にまつわる話をして来ましたが、今回は地方公務員の結婚事情についてご紹介したいと思います。
あくまで私の経験測なので、地域の特性や業種によっても変わってくるかと思います。
地方公務員というと、学校の先生や警察官も含まれますが、私は市役所に勤務していたため市職員の例としてお読みいただければと思います。
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職場内・同業結婚が最多
同期を見ても、一緒に仕事をした先輩後輩を見ても、職場内あるいは同業者と結婚している方が本当に、本当に多かったです。
それぞれについて述べていきます。
職場内結婚について
職場の同期どうし、先輩、後輩と結婚される方が圧倒的多数でした。
結婚している方全体の半分もしくはそれ以上は、職場内結婚だった印象です。
同期どうしは話が合いますし、仕事で知り合った先輩後輩も何かと話が合うのかもしれません。
職場内結婚はどこもそうかもしれませんが、大半は付き合っていることを周囲に公表していませんでした。
そのため、結婚のニュースを聞いたときに初めて役所内で付き合っていたことを知って驚くことはしばしばありました。
じつは市の職員といっても事務系ばかりではありません。
保健師や保育士、消防といった専門職の方もいます。
事務系の職員と専門職の方が結婚されているケースも少なくはありませんでした。
同業結婚
職場内結婚ではなくても、同業である他市や県などの行政庁の職員の方と結婚される方も少数派ですが一定割合はいました。
景気がいいときはそうでもありませんが、景気が悪いときは公務員に対して風当りが強くなると聞きます。
万一役所で不祥事などあった際には、真剣に仕事に取り組んでいる職員まで世間から批判の目が向けられることもないとはいえません。
同職種だからこそ、厳しい風当りにも一緒に耐え、お互い仕事への理解が生まれて親しくなりやすいのかもしれません。
その他の結婚パターン

元々付き合っていた(学生時代・前の職場など)
私が勤めていたのは地方だったので、採用後若いうちに結婚される方も多くいました。
新卒なら学生時代からの彼氏彼女と、社会人なら前職時代から付き合っていた方と、採用後1年ほどたって落ち着いたころに結婚された方たちもいました。
交流会、紹介など
同業結婚に含まれますが、自治体職員、自治体職員の交流会参加がきっかけで結婚した友人がいます。
飲み会などがきっかけで結婚する方もいますが、知り合った理由は広義の意味合いで『紹介』とされることが多いと多かったです。
多数派ではありませんが、紹介がきっかけで結婚された方たちもいました。
以上が私が見た地方公務員の結婚事情です。
お読みいただきありがとうございました。