
先月、「2週間お酒をやめてみたら生活習慣まで変わりそうな話」という記事をアップしました。
今回はその続編になります。「お酒、減らしたいな~」という方向けに、今すぐはじめなくてもいいという視点で、はじめるより先に知っておきたいお酒を減らすコツ7つを自分の経験を元にご紹介します。
なお、健康上の理由でお酒を控えなければならない方やすでにアルコール依存症の診断を受けている方の場合は、この記事ではなく主治医の先生の指導にしたがってください。
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お酒の減らし方のコツ7つ
大人になってからは、毎日ではありませんが日常的に飲酒を楽しむ習慣がありました。
そんな私でしたが2週間お酒をやめてみたらいいことしか起こりませんでした。そのため結果的に今も続いているという状況です。
そんな中でもコツというか心がけたことがありました。以下がその内容です。
- 減らすタイミングはストレスの多い時期をさける
- イライラしないことを心がける
- 代用品をうまく利用する
- 体調の良さを実感する
- SNSを利用する
- アルコールは薬物と認識する
- 好きなことをする
具体的なやり方のポイント
それぞれについて補足したいと思います。自分に合ってそうなものがあれば取り入れてみてください。
減らすタイミングはストレスの多い時期をさける
やめてみるタイミングはとても大切です。このコツが今すぐはじめなくてもいい理由と関係しています。
ダイエットにしても禁煙にしても本人がその気になったときがうまくいくタイミングです。
焦ってタイミングを間違えると、逆にストレスになったり、続かない自分に嫌気がさしてしまう恐れがあります。
仕事の繁忙期や、生理前でホルモンが変動する時期などは避けるのがいいと思います。
イライラしないことを心がける
イライラは、「気分を変えたい」という理由でアルコールに手が伸びるきっかけになり得ます。そして自分で自分に許可を与えてしまいがちです。
アルコールを減らしたいと思ったらもうイライラしないしか方法はありません。
イライラは自分の感情です。自分の感情をコントロールしてイライラさえしなければ、気分を変えようとアルコールに手が伸びることもないわけです。
そう簡単ではありませんが、イライラは自ら抱く感情であると自覚し向き合うことがイライラをコントロールする第一歩です。
心のコントロール、おもに怒りの感情との付き合い方について、精神科医の著者による「自分を支える心の技法」という本が参考になりました。
代用品をうまく利用する
そうはいっても、そろそろお酒楽しみたいなーと思うときはくると思います。そんなときはノンアルコール飲料や炭酸水などをお酒の代用品として利用する手があります。
ただし糖分が含まれる炭酸飲料はカロリーのとり過ぎになるのでご注意ください。

自宅で作る炭酸水【e-soda】は電源不要で気軽に炭酸水が作れます。
この機会にノンアルコール飲料も試してみました。
私のお気に入りはサントリーのライムショットという商品です。
軽い口当たりで、味はライムを絞ったコロナビールのイメージです。ノンカロリーなのもうれしいポイントです。
体調の良さを実感する
前回の記事にも書きましたが、アルコールをやめてみて身体にいいことしか起こりませんでした。そして何より体調の変化に敏感になりました。
寝つき・寝起きはいいし、朝から活動的に動けるし、肌の調子はいいし、身体も軽くなってきたような気がする、などなど。
体調の良さを実感することで自然ともっと続けてみたいという気持ちになってきます。
SNSを利用する
私はこのブログ以外でアルコールを減らす話はしていませんが、Twitterで節酒・禁酒・断酒を発信している人はたくさんいます。
発信することでモチベーションを高める効果はあるようです。
#Twitter断酒部 というハッシュタグがあります。タグを付けて発信している方のツイートを拾い読みするだけでも、モチベーションキープの発見がありました。
アルコールは薬物と認識する
事実としてアルコールは依存性のある薬物です。
お酒が飲める年齢の大人にこそ、アルコール教育は必要だと思います。しかし実際は、教育や啓発に触れて適正量を知る機会より、広告を目にする機会のほうが圧倒的に多いと思います。
アルコールは薬物、そのことを意識するだけも付き合い方は変わってきます。
海外に目を向けると、ビーチや屋外など公共の場でのアルコールが禁止されている国がありますが、日本でそのような場所は限られています。
そういった面でも日本はまだまだアルコールに対してよくいえば寛容な国、言い方を変えるといささか意識が低い国といえます。
別サイトでアルコール広告の問題点について書いた記事です。
好きなことをする
単純なようでとても大切なことです。音楽や手仕事、ヨガやダンスなど好きなことなら何でもいいのですが、自然の中で身体を動かすのがおすすめです。
好きなことをしてストレス解消すると身体はいい感じに疲れて脳も満足します。
今回はお酒の減らし方コツ7つをご紹介しました。
くり返しになりますが、タイミングは人それぞれです。もし途中でリセットになっても気にしないでください。
きっとまだタイミングじゃなかっただけです。ストレスなく楽しく始められるときが必ずあります。
前回記事はこちらからご覧いただけます。
ノンアル生活90日達成後の記事はこちらからご覧いただけます。