海外ドラマ「13の理由」シーズン3の感想

海外ドラマ「13の理由」シーズン3の感想

先日、Netflixで配信中の「13の理由」シーズン3を見終わりました。

シーズン4が最終シーズンになるようですね。

13の理由は、いじめやドラッグ、銃問題など、アメリカの若者の深刻な社会問題を取り上げています。

全体的に重い感は否めません。

しかし、ただ重い以上に中身のあるドラマだと思います。

観る人により受け取り方は様々だと思いますが、個人的な感想をまとめました。

あ、誰がカッコいいとかアニの悪口とかは出てこないので先に言っておきますね。

アニというのは新シーズンからの登場人物です。

高校生のブライス・ウォーカーが何者かに殺された可能性があるところからシーズン3は始まります。

いやいや、普通に驚きました。

まさかまた人が死ぬなんて・・・

しかもブライス??どういうこと!?

誰がブライス殺しの犯人であるとか明らかなネタバレはここでは書いていません。

ですが率直に感想を述べようとすると、ある程度内容に言及する必要があり、完全なネタバレなしでレビューなり感想なり語ろうと思うとかなり難しいことに気づきました。

まだドラマをご覧になっていない方は、その点をご了承の上読み進めていただければと思います。

13の理由との出会いから始めます。シーズン3の感想は後半部分です。

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13の理由を見始めたきっかけ

ソーシャルチェーン・ミステリー『13の理由』

2018年の秋か冬ごろでした。

女性アーティストがラジオパーソナリティーをしている番組で13の理由を紹介していました。

Netflixで配信中だったのは知っていましたが、どうしても観たい!という感じのドラマではありませんでした。

この年になってハイスクールドラマでもないし、と思っていましたが、ラジオを聞いて、ただのハイスクールドラマではないことがわかりました。

それが13の理由を見始めたきっかけでした。

リバティ高校に転校してきたハンナのいう女子生徒の自殺に端を発しドラマが始まります。

シーズン1削除シーンについて

シーズン1では、ドラマが進むにつれてハンナが自殺に至った理由が、ハンナが自ら吹き込んだカセットテープの存在により次第に明らかになります。

後にハンナの自殺シーンは削除されました。

私が視聴したときは削除前でしたが、作り物とはいえとてもではないですが正視できませんでした。

実際画面が視界に入らないようにして早送りしました。

原作を忠実に表現したい製作者の意図はわからなくはないですが、削除シーンがなくてもハンナが自殺したことの重大さはストーリーから十分伝わると思いました。

シーズン2にも壮絶な暴力シーンがありますが、削除にはなっていないようです。

残酷だったため、削除シーン同様画面を隠して飛ばし見しました。

挫折しかけたシーズン1

1話が約60分あります。

なぜかわかりませんが私にとっては長く感じます。

サクサク見られる感じではないので、毎回30分くらいずつ見るのがやっと。

たしかによくできたドラマですが、めちゃめちゃ見たい系統ではないので、あまり進まなかったのかも。

シーズン3は、ここまで来たら観るでしょっていうのと、なんとなく観たほうがいい気がして見始めました。

じつはシーズン1途中で、気持ちのほうがしんどくなって挫折しかけました。

だから、観るのがしんどい人と思う方も少なからずいると思います。

無理をしてまで観る必要はないのでそういうときは途中で止めてご自身を大切にしてください。

シーズン3:サバイバーとタイラーの笑顔

ブライス殺しの犯人捜しを中心にシーズン3は進んでいきます。

ブライスはシーズン1・2では同情の余地なし、権力に守られ反省のかけらもないどうしようもない奴でした。

シーズン3ではこれまで見られなかった生前の人間らしい顔を見せます。

そこまで見せるなら、せめて更生の機会が与えられても良かったのでは、と観るほうは思わざるを得ません。

シーズン3で私が最も印象に残ったのは、「サバイバー(生き残った者)」というワードでした。

ドラマ中ではおもに性暴力被害に合った生徒たちが、サバイバーとして立ち上がります。

しかし、友人ハンナを失ったクレイ、ハンナの母親、息子を失ったブライスの母親などもまた、劇中で広義の意味でサバイバーといえると思いました。

さらに言うと生死をさまよったアレックスや、息子を失いかけたアレックスの父親もサバイバーといえるのではないでしょうか。

非日常的な魂の痛みを伴う出来事を体験しても、日常は止まってはくれません。

生き残った者たちは、出来事と何とかして折り合いを付けながら人生の続きを生きていくしかありません。

そして大切なのは、どんなに痛みを伴っても表面上その問題は目に見えないということです。

過去を変えることはできません。変えられるのは今の自分とこれからの自分です。

つらい出来事を経験しても、仕事や学校など日常を生きていこうとするサバイバーたちの姿が私には映りました。

タイラーはいじめの被害者であり犯罪被害者です。

タイラーもサバイバーとして生き残る術を見つけたように見えました。

シーズン3でタイラーの笑顔が見られたのには救われました。

続くシーズン4の行方が気になります。

せめて観る人が希望の光を感じられる内容であってもらえたらと思います。

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