海外ドラマ「13の理由」シーズン4の感想

海外ドラマ「13の理由」シーズン4の感想

ドラマ「13の理由」シーズン4を見終わりました。

泣いても笑ってもこれでファイナル、これまで積み残されていたわだかまりや課題も解決された形です。

しかしとても涙なしには見られないシーズンでした。

大きなネタバレはありませんが、本編に触れる部分もあります。どうかご了承ください。

まだご覧になっていない方はご自身の判断で読んでいただければと思います。

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クレイの異変

『13の理由』最終シーズン 予告編 – Netflix

シーズン4でクレイの症状は悪化の一途をたどります。

本人もその症状に苦しんでいますが友達に心配をかけまいと周囲に相談しようとはしません。

秘密を抱えているストレスがさらに大きな負担になっているようでした。

さてシーズン4ではクレイのカウンセリング場面が度々登場します。

カウンセリングの必要性に疑問を感じたり胸のうちをあまり話そうとはしませんが。。

あれ、いつが初回面接だったの?というくらい自然な感じではさまれてきて、むしろそれより精神科医の俳優さんが見覚えのある人で、「この人誰だっけな~」と気を取られながら見るハメになってしまいました。

絶対に違うと思いつつ、ゲイリー・オールドマン?と思って画像検索したら案の定まったくちがうお顔の方。

精神科医役はゲイリー・シニーズという俳優さんでした。

情緒不安定で、攻撃的だったり閉じこもりがちだったりするクレイに対し、医師は抜群の安定感でクレイと接します。

シーズン前半からクレイの様子が明らかにこれまでとは異なるため、その症状が気になっていました。

そして医師が明らかにした診断名は「解離性障害」でした。

しかしこの病名が出たのはたったの1回だけ、後にはたしかうつと適応障害に変わっていました。

解離性障害は過度のストレスによる一過性のものだったのかもしれません。

ホラー系は勘弁ですが

ホラー系は勘弁ですが

シーズン4はクレイの発病、ブライス殺しの真相、アレックスの葛藤、それぞれの進路などを軸に話が進みますが、私はいまいち流れがわかりづらかったように思いました。

やれオープンキャンパスだ、野外キャンプだ、訓練だ、プロムだと行事が盛りだくさん。

行事と並行して人間模様も変化していくため、シーズン3のエンディングで示唆されたウィンストンによるブライス殺しの真相究明はストーリーのごく一部です。

クレイの体調が悪化していくに従い、現実に起こっていることなのか果たしてクレイが見ている幻覚なのかわからない場面が出てきます。

次第にホラー映画にありそうな展開になってきます。

とはいっても、ホラー映画はほぼ観ないのであくまでも自分の想像のホラー映画ですが。うぅー、それでも怖い。

背筋が寒くなるのは苦手です。

しかし考えようによっては、それぞれが感じている葛藤や罪悪感、不安を具現化したら見えないものが見えたり、出来事に意味づけをしたりなってしまうのかなと思いました。

まだ高校生だったのね【卒業】

【卒業】まだ高校生だったのね

クレイや他の仲間たちにとってはかなり過酷な高校生活でした。

辛うじて生き残った彼らですがそれぞれに大きなトラウマを抱えています。

自殺未遂、性犯罪被害、友人の死、家族との離別、暴力、いじめ・・・誰も無傷でいられた者はいませんでした。

最終話で丘の上から街全体が映し出される場面があります。

こんな見渡せるぐらいの小さな町だったんだ、と初めて思いました。

高校生だった彼らは各々の事情を背負いながらも自分たちの道に進みます。

すべて終わりとしか思えないようなつらい出来事があっても、生き残ったものの時間は続きます。

いつまでも同じ場所にとどまることはできません。

一度はバラバラになったかに見えた仲間たちでしたが、助け合い互いに傷を癒やせる仲間の関係に戻ったようでした。

事件続きのサバイバル高校生活でしたが、終わり方としては、希望の光を感じられたのが良かったです。

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